インターフェロンの問題点:副作用も強く、投与期間によって現れる作用が異なる
- 肝臓病の種類と原因と治療法
インターフェロンの問題点:副作用も強く、投与期間によって現れる作用が異なる
インターフェロンは、どんな患者さんにも有効というものではありません。副作用も強いため、投与を始めても途中で中止せざるを得ないケースもあります。このような点を勘案すると、インターフェロン治療は、副作用の面も含めて、効果がみられない場合もあるということを十分納得したうえで、医師ともよく話し合って始めることが大切です。副作用については、下記のとおりです。投与期間によって現れる症状が異なり、患者さんによって白血球や血小板(出血が起こった際に固まり、血管の破れた部分を塞いで出血を止める機能をする)が減少するケースもあります。また、精神神経症としてうつ状態になる患者さんもいるので、注意しなければなりません。
インターフェロンの副作用
初期症状時(投与後1週間以内に現れる副作用)
- 発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、倦怠感、食欲不娠などのインフルエンザ症状
中期症状時(投与後1〜8週間に現れる副作用)
- 食欲不娠、悪心、体重減少、疲労感、下痢、発疹、不眠、うつ状態、月経異常
後期症状時(投与後2カ月以降に現れる副作用)
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